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struggle life of Nepal

2016年春から青年海外協力隊の野菜栽培隊員としてネパールでの様々な出来事をつづっていきます。

らしいこと

今日はとりとめのないことを書いているので、飽きたらテキトーに読み飛ばしてくださいな。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

昨日何気なくFacebookを見ていた時のこと

とある北の国に住む悪友が結構式を挙げている写真が、続々とタグ付けされていた。

 

最近Facebookで友達に結婚式のタグ付けされていることは珍しくなく、普通ならブログの記事にはしないのだが、この悪友に関しては違った。

 

もう10年近く会っていないけど、彼は今も昔も全く変わらずイケメン農家で頭の回転が早い。

農業のやり方も理論的で、徹底的に突き詰めて畑作をやっていく姿勢は、体当たり式でやっている私と反するものがあり、とても同い年とは思えず10年間勝手にライバル視していましたw

 

そんな悪友が結婚するということだけあって他人事の様に感じられず、思わずブログにしてしまいました。

 

協力隊に行く事は人の冠婚葬祭にはしばらく出れず、自分の身内の死に目に会えないかもしれないという覚悟を持って任国にきている。

そんな事分かっていても「おめでとう」と直接言いに行けない苦しさ

 

自分のことの様に嬉しいのですが、すっごい複雑な気分です。

でも帰国後、北の国へグムネ(旅行)しにいかねば…

 

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そんなことを昨日から悶々と考えている内に「30代最初の年であった今年ってどうだったんだろう」と、ふと思い立った。

 

「30歳になって、30代らしいことって何かやったんだろうか?」

あくまでも私の感覚ですが、30代らしいことは何一つやっていないと思う。

 

なぜかというと、会社員でだった1年前は上の方としか仕事をする機会がなかった。

それ以上に何かに怯えていた。

あの時は、自分の中に20代という感覚が存在しないくらい老けていたなぁw

 

それが協力隊に行くことで自分よりも若い人(精神的にも含む)と関わる機会が想像以上に増えたことで若干は老化にストップがかかったのだと思う。

 

私のイメージする30代って、もっと大人だったなー

こんなにイジられるキャラで30になるとは思ってなかったからなー

 

まぁ会社員やっていたときより100倍今の方が楽しい。

人間らしく生きているし、やり甲斐も凄いある仕事だなと実感しています。

 

 

でも30代らしい大人っぽい事もこれから少しずつ取り入れていこう。

まずは毎日の言葉遣い(一日の大半がネパール語ではどうにもなりませんが)と気遣いがもっとできる大人にならねばです。

 

日本は進みすぎている

バイジャナライ ナマスカール!(みなさん、こんにちは!)

 

最近、村を回っていて気になっている事があります。

それは「日本の農業は進みすぎていて、別に弊害が出ているのではないか?」という疑問

 

そう思ったきっかけは「ネパールの田んぼには雑草が少ない…」ということ

 

ネパールはअसार(アサール 6/15~7/15)という月に雨季に入り、田植えシーズンを迎えます。

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あちこちの田んぼに行くことがあるのですが、田んぼの雑草が少ないんです!

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ネパールの田んぼは手植えなため整ってない。

雑草が生えているんだけど、稲の生育を阻害するほどの雑草は見当たらない。

言っときますが、無農薬ですからね。ネパールは

 

 

 

ちなみに日本だとこんな感じ

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日本は田植機で整列しているように稲をキレイに植えている。

田植同時か田植えから数日後に除草剤を散布しているのだが、水の量やタイミングでどうしても残草が出てしまう。

日本の場合は除草剤を最低2回は使う。1回では全部抑えきれないからだ。

 

 

 

 

日本で除草剤を使わないと稲と雑草の見分けがつかないほど、大量の雑草に覆われる。

なのに、ネパールは除草剤を使わなくても大丈夫なのか?

 

私は日本では除草剤を使いすぎているのでは無いかと思っている。

 

日本も数十年前は当たり前のように手植えをしていた。そして手で除草していた

それが機械化と共に、手ではとてもできなくなり農薬に頼るようになった。

 

そこから、農薬と除草剤の抵抗をもってしまった雑草の闘いが始まったのだ。

進みすぎた農業ってこういうことなんだと思う。

 

 

 

ネパールの農家は日本の30年40年前の農家と酷似している。

牛を使って畑を起こし、牛の糞で肥料を使う。

 

この先、ネパールにも機械が出て来た時に果たして日本と同じ道を辿ってしまうのか?

 

そうなることが発展したとは必ずしも限らないから…

時には活動の話を…

こんばんわ

 

先週起こったバングラデシュの襲撃事件から1周間も経ち、日本のニュースははすっかり選挙一色になってしまいました。

ほぼ隣国のネパールでも大きく取り上げられていました。

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ましてやJICAから依頼を受けたコンサルタントの方々が犠牲になられたということで、だいぶショックでした。

ネパールはヒンドゥー教の国なので、ISの影響は少ないです。

ただネパールには反政府勢力も多数おり、わずか10年前にクーデターが起きていた国なので油断は本当に出来ないです。

 

バングラデシュは昨年の日本人殺害でJICAボランティアの派遣が取りやめになっていて、その中での事件なので当面のボランティア支援が遠ざかってしまうのが残念でならない。

 

 

 

 

さて、今の職場に配属されてから、2ヶ月が経ったので活動の事を振り返ってみたい。

 

私は野菜栽培の職種として、農業開発事務所に配属されている。

主な活動としては、JICAが推奨しており前任者が手がけた「高倉式コンポスト」の普及を始め、有機栽培に繋がる栽培指導というのが主なものだ。

 

 

jiburi.com

 

生ごみコンポスト | JICA九州 - JICA

 

 

この高倉式コンポストはゴミ削減を目的として作られたメゾットのため、農業面で普及しようとすると、どうしても工程が多く面倒くさい。

 

コンポストの簡素化でもしようかと思ったのだが、まずはマニュアル通りに作ってみようと思い、やってみることにした。

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今は種菌を増殖している最中なのだが、もうじき生ごみを投入できるまで状態だ。

「これを農家に教えるのかぁ」と思うと結構プロセスが多くて大変なのだが、これからの準備と思ってやっている。

 

 

 

 

他にもやろうとしていることがありまして…

 

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写真の真ん中にある空き地は、とあるNGOが管理しているデモファーム(実験圃場)である。今回、デモファームのプランニングを依頼された。

 

実験圃場とは数年後の収入向上を見据えて、新しい作物や作型、農薬肥料の効果を試す為に、圃場の一部でテストをしているものである。

 

この地域は昨年に幹線道路が通り、交通の利便性が飛躍的に向上したので市場性を意識した野菜を作れたらいいなぁと思っている。

 

空き地以外の部分は全てトウモロコシで、少しでもトウモロコシからの転作を促せるような作物を提案できることが当面の目標だ。

 

 

他にもですね。

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お香を作るタリム(研修)に顔を出して、お香を作りながらお香用にハーブ栽培の有用性を考えてみたり

 

 

トマトに病気が出ているとお呼びが掛かって伺ったり…

(この子どもはネパールの子どもにしては珍しく人見知りだったなぁ)

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田植えに行って、昔の日本の手植えの大変さを思い知ったり

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最初は暇かなぁと思って入った任地でしたが、何だかんだ忙しいです。

最近は予定を突っ込みすぎて、ぶっちゃけ休みたいですが…

 

 

9月頃には活動計画を立てなきゃいけないので、それまで任地の畑に行きまくって活動をボチボチ決めていきたいですね。

ネパールで宴会に行くとこうなる?!

こんにちは。

 

先日、配属先で宴会(भोज ボーズ)があり参加してきました。

日本の宴会と全てが異なるので、面白いですよ!

 

 

日本って普通は夜に宴会をするじゃないですか?

こんな風にね。

 

 

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私も会社員をしていたのでわかりますが、大体は会社の愚痴とか上司の個人的な趣味の話に相槌を打っていることが多いのでは無いだろうか?

 

 

ネパールの宴会はここが違う!

その一日をご紹介します。

 

ちなみに今回の宴会は、とある支所の職員の昇進祝いで行われました。

 

8:00

Officeに集合。朝から集合とか早すぎます。

会社勤めの時、社員旅行で「早朝集合→車の中で酒飲み」というのを思い出します。

 

9:00

準備が整って宴会場に向けて出発

 

10:00

宴会場に到着…と言っても、Officeが抱えている敷地の広い支所を使用

既に雇ったであろう料理をしてくれる人が調理を始めていました。

そしてカジャ(軽食)が出される(1食目)

 

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11:00

カジャを食べて落ち着いたら、職員たちは賭けトランプを始める。

しかしトランプのルールが全く分からない私は見ているだけ

一見、大富豪のように見えても出している数字が明らかにオカシイ

結局見ているだけで終わってしまった。

 

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12:00

昼ごはんが出来たので、ビールを飲みつつ、食べつつ談笑(2食目)

その間も掛けトランプ組は飲みながらひたすらやっている。

 

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14:00

酔っ払って昼寝をしていたら、所長からの話。そして昇進した職員のお祝いが始まりました。

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昇進した職員は顔中にティカ(額につける赤い粉)を塗りたぐられていましたね。

もはや恒例行事みたいになってきました。

 

 

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私も塗りたぐりましたよ!

 

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その後、お祝いの踊り(नाचने)が始まりました。

踊りはネパールに欠かせませんので、こういうお祝い事の時は必ず踊らされます。

前日からतपाई नाचनु पर्छ(あなたは踊りなさい)と言われ、強引に踊らされました…

 

 

 

15:00

再びカジャが出来たので、食べる(3食目)

踊りでお腹が空いたのだろうか。ネパール人はよく食べる。

この時は完全に満腹でダヒ(ヨーグルト)だけを頂きましたが、そのダヒに当たりました。災難…

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16:00

宴会が終わり、事務所に戻る。

 

17:00

帰宅

 

 

 

 

日本との違いお分かりいただけましたでしょうか?

 

とにかく踊りが大好きで前向き

週に1日の休みが終日飲み会というのは疲れましたが、なかなか面白かった。

 

 

そして、ネパール人の胃袋の大きさに驚かされました。

毎食に大量の米を飲むように食べるので、大きくならない訳がないと思いますが…

 

 

ネパールのボーズには日本の宴会にはない楽しさがあると思います。

とにかくみんな笑顔なんです!

 

 

 

この記事を書いていて、こんな言葉を思い出しました。

「ネパール人にとってわずか30円くらいの映画は、日々の辛いことをその時だけでも忘れさせてくれる大事なもの。そのためにみんな映画館に行くんだ」By訓練所の語学講師

 

そう言われればボーズも一種の現実逃避なのかもしれません。

 

私は今まで「現実逃避」はネガティブなイメージしかありませんでした。

逃げたら必ず捕まるから、絶対に逃げちゃいけないって思っていた。

 

でも逃げてもいいんだって思えたんですよね。ネパールという国は

 

そんな国が大好きなんだろうと思います。

食べること全部(つづき)

最近、ネパール人の名前と顔が一致していないगाैरव(ゴーラブ)です。

登録している電話番号からかかってきて、誰だか思い出せないことがしばしば

 

 前回書いてから1ヶ月近く経ってしまいました…

最近は意識的にフィールドに出るようになり、忙しくなってきました。

と言っても何かを教えるというよりも現状を見て回るだけですがね(^_^;)

 

 

前回こんな記事を書かせてもらいました。

namura.hatenablog.com

 

 

 

今回はその続きでございます。

ざっくりというと食べ物は色んな人が介在している(農家、小売、消費者...etc)ので、いろんな問題が起きているということです。

 

 

じゃあどんな問題があるんだよ(# ゚Д゚)

 

 

食料とか農業とかに携わってきて10年近く経つので、いろんなエピソードがあるのですが、1つ紹介します。

 

 

 

突然ですが、みなさんは米粉が好きですか?

 

食料自給率がここ数年39%で低迷 そして、米の消費量も伸びず…

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そんな状況下で米の消費拡大と食料自給率の向上を狙って、日本の農水省が打ち出したのが米粉でした。

 

しかし近年、の国際相場が「中国やインド等での食糧需要の増大」「世界的なバイオ燃料の原料としての穀物等の需要増大」「地球規模の気候変動の影響」、といった構造的な要因に加え、輸出国における輸出規制に伴い大幅に上昇しており、小麦粉代替品としての日本国産の米粉が脚光を浴びることとなった。小麦価格高騰を受け、農林水産省は代替原料として米粉の増産支援に乗り出すこととなり、2009年4月に米穀の新用途への利用の促進に関する法律が成立した。 wikipediaより

 

 

今は農水省米粉倶楽部というサイトも立ち上げ、米粉の魅力発信をPRしています。

米粉の料理の方法とかが主ですかね…

syokuryo.jp

 

 

さてさて、米粉の料理と言うとパッと何を思い浮かべますか?

 

米粉パン」米粉春巻」「米粉クッキー」

小麦粉に比べてモチモチ感があっていいと宣伝しまくっています。

 

 

 

 

私が学生だった時なので丁度10年前くらいだったと思いますが

(大学生だったのが10年前というのが個人的に恐ろしい…)

 

今以上に米粉ブームだったと記憶しています。

 

日本の食を変えるかもしれない食材として脚光を浴びていた米粉に興味があったので、とある大学であった米粉のセミナーに参加していました。

 

 

その質疑応答の時

パン屋を営んでいる女性がこう物申しました。

 

「パンを焼くときに米粉は今までの小麦粉でパンを作る時のやり方とぜんぜん違う。」

米粉の消費ばかりを考えるのじゃなくて、もっと作り手の立場を考えてから普及をして欲しい」

 

ちょっと半ギレに近い感じで、セミナーの講師に詰め寄っていたのを今でも覚えています。

 

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食べること全部

 任地にポスティングされて3週間が経ちました。

最初はオフィスにいて一日中雑談という生活を送っていましたが、流石に飽き始めてフィールドに出かけ始めています。

 

協力隊って本当に自分で全部切り開くんですよ。あたりまえのことですが

 

カウンターパート(一緒に仕事をする同僚)もいないことはないのですが、事務所を開けられないので、外には連れてってもらえず…

 

代わりに支所の職員にお願いして村々を連れてってもらったり

先輩隊員から農業関係で要請があれば飛んで行くという日々です。

 

 

フィールドでの写真をちょっとだけ

広大なトウモロコシ畑

でも、人よりもヤギや牛に食べさせるほうが多いらしく、かと言ってヤギの買い取りもそんなに高くないそうで、ムダがかなりありそうな予感

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活動フィールドの候補

一番の目抜き通りらしいが、見ての通り閑散としています。

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移植水稲の育苗中

会社にいた頃は水稲の現場は散々見てきましたが、ネパールでも変わっていないな~と思います。

育苗箱を使っていないので、移植するとき超大変そうです。

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そもそも協力隊とは何なのか?

昨日、とある夢をみた。

 

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