びすたーらい、びすたーらい

”びすたーらい”とはネパール語で”ゆっくり”という言葉。そんな”ゆっくり”した国 ネパールの青年海外協力隊隊員の奮闘記

起業するなら欠かせない!マネーリテラシーと金融教育とは!?

 

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ナマステ!

 

青年海外協力隊から帰国後に私がなる起業家は、日本ではまだまだマイナーな職業であります。

 

ここ10年で起業をするというのは、ずいぶんと簡単に行える時代になってきました。

それでも、まだまだ世間の風当たりは強いように思います。

 

 

なぜ日本は起業に対して、これほどまでに風当たりが強いのか?

  

 

その理由として私は「日本人のマネーリテラシー」と「日本人のビジネス感覚」が関係していると思っています。

 

なぜかと言うと

起業=投資であり、日本人は投資ではなく貯蓄をしている人が多いために、金融の正しい知識を持っていない大人が多いからではないでしょうか。

 

 

 

そうしたことから、お金について、もっとシビアな部分を義務教育から教えていくことも必要なのではないかと考えています。

 

 

今回は日本人のマネーリテラシーの現状と、義務教育での金融教育についてお話したいと思います。

 

 

 

 

日本人のマネーリテラシーについて 

マネーリテラシー、いわば金融リテラシーとはなにか? 

 

【金融リテラシー

「金融リテラシー」とは、金融に関する知識や情報を正しく理解し、自らが主体的に判断することのできる能力であり、社会人として経済的に自立し、より良い暮らしを送っていく上で欠かせない生活スキルです。国民一人ひとりが金融リテラシーを身に付けることは、健全で質の高い金融商品の供給を促し、我が国の家計金融資産の有効活用につながることが期待されます。

【金融リテラシー】 | 日本証券業協会

 

言ってしまえば、自分で金融商品の取捨選択を適正にできる社会人には必須のスキルのように思います。

 

 

しかし、一般的に日本人のマネーリテラシーは先進国と比べて低いと言われております。

  

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金融リテラシー調査(2016年)|知るぽると

 

日本人は「貯蓄主義」だと言われており、戦後の国策で貯蓄を推奨してきた経緯があります。現在の「貯蓄主義」はそこから来ています。

 

こうしてみると「複利」「分散投資」など、投資や借金に関する知識があまりないように思います。

 

また、投資を行なっていない日本人は諸外国に比べるとかなり多いと言われ、まだまだ貯蓄主義が根強いことがよくわかります。

 

 

今の金融の教育について現状

 

みなさんは、幼いころにお小遣い帳をつけたり、お年玉などを貯金にしていた経験はありませんか?

 

お小遣い帳や貯金から、金融教育って始まっているように思います。

 

昔は、お小遣いや貯金といった家庭での教育で良かったのかもしれませんが、働き方やお金の使いみちが、多種多様になっている現在で「これ!」と断定して教える事が難しくなっています。

 

そこで、自分でお金の使いみちを決めてもらえるように、金融教育プログラムを2007年から小中高校別に始めています。

 

金融教育プログラム~社会の中で生きる力を育む授業とは|知るぽると

 

 金融教育の成果は、着実にあがっています。

 

金融教育を受けた学生

項目 全サンプル 学生 金融教育
を受けた
学生
金融トラブルの経験者の割合       5.9 3.1 5.6
年収が500万円以上の人の割合       33.1 0.4 1.9
金融資産額が500万円以上の人の割合     28.5 1.3 3.7

 

 

金融教育を受けていない学生

項目 全サンプル 学生 金融教育
を受けて
いない学生
金融トラブルの経験者の割合       5.9 3.1 2.7
年収が500万円以上の人の割合       33.1 0.4 0.2
金融資産額が500万円以上の人の割合     28.5 1.3 0.9

金融リテラシー調査(2016年)|知るぽると

 

 

金融教育受講の有無をみると、年収もしくは金融資産500万以上の学生が、受講の有無に関係している事がよくわかります。

 

 

 

 

 

未来に投資出来ない人は、起業できない!

 

なぜ、投資出来ない人が起業できないかと言うと…

 

「投資=先を見通す力」が「起業=新しい道を作る力」には絶対必要だからです。

 

お客さんを掴むのも、トレンドであったり、世の中の流れを作るのも、先を見通して行われた結果だと思っています。

 

 

起業というのは、この先仕事として食っていけそうだと、先を見通し、自分で投資しても儲けがでるとGoサインを出すから成り立つのです。

 

 

そのためには、金融というフィルターを通して、世の中のありとあらゆる問題や事象に迫っていくことが、新たな道を築いていく起業家には必要なのです。

 

 

もちろん農業分野も同じです。

農家は会社法人を除くと、すべて個人事業主です。サラリーマン以上に、お金に関することが常につきまとっていると言っても過言ではありません。

 

出荷した農産物の手取り

確定申告

出荷経費の計算

などなど…

 

そういったものを適正に行うためには、マネーリテラシーが必須スキルです。

 

マネーリテラシーを広めることが、起業に対するハードルを少しだけ下げる事で、参入を容易になれば、日本も起業に対して、もっと寛容になっていくのかもしれません。

「未来からの前借りをやめたい」京都にある坂ノ途中さんが、未来の農業に訴えるものとは!?

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ナマステ!

 

全国の優れた経営者・ベンチャー社会起業家を取り上げているこのシリーズ

 

namura.hatenablog.com

 

前回は福島県会津にある「太郎庵」というお菓子屋さんを取り上げました。

 

今回は「農業ベンチャー」と呼ばれる会社の一つで、京都にある環境負荷の少ない農業を提唱し続ける会社に迫ります。

 

私は以前からこの会社に大変興味があり、私が帰国後に作りたい会社のイメージに一番近い会社と言っても過言じゃありません。

 

キーワードは「百年先も続く農業」「四季を感じられる野菜栽培」

 

 

 

 

 

流通から「弾かれた」おいしい野菜を届けたい!

 

京都市にある「坂ノ途中」さんは、環境負荷の少ないと言われる有機や無農薬の栽培を行っている関西の若手・小規模農家と提携して、野菜の販売を行っている会社さんです。

 

www.on-the-slope.com

 

有機栽培や無農薬の野菜農家さんは、

・病害虫での収量減少によりどうしても価格が高くなってしまうこと

・野菜の販売が小ロット

というデメリットがあり、一般で野菜を取引する会社からすると、「付き合いにくい相手」になってしまいます。

 

でも味は間違いない。

 

坂ノ途中さんはそんな生産が不安定や少量や野菜でも、販売してしていけるような仕組みを作っています。

 

 

 

 

 

旬の野菜を食べることも環境負荷を減らす!?

坂ノ途中さんかもう一つ大事にしている事とは、「旬」を感じられる野菜を販売されている事です。

 

みなさんは様々な野菜の旬をご存知ですか?

意外と旬を知らない作物は沢山あります。

 

k52.org

 

 

例えばキュウリ

キュウリは夏野菜の一種なので、もちろん旬は6-8月

 

しかし、日本では年中スーパーで手に入れることが出来ます。

 

それはなぜなのでしょうか!??

 

 

 

日本の場合、指定野菜(国が特に重要と定めた野菜)について、安定的に供給し続けてなければならないという法律があります。

 

 

キュウリは指定野菜で年中供給し続けなければなりません。

 

 

そのために冬場にキュウリを作る産地ではビニールハウスを整備し、冬場は暖房を焚いてキュウリを栽培しているのです。

 

 

そういった旬の時期でない野菜は、石油製品など何かしらの環境負荷がかかっており、極力省こうとされています。

 

 

例えば、販売されている季節ごとの野菜セット

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毎月、届く野菜は変わります。しかも、天候などで野菜の品目が変わる可能性も多々あるそう。

 

それでも、この時期の野菜が一番美味しいからと、旬を強く訴えたラインナップを用意されているのだと思います。

 

 

 

 

ニッチな分野は差別化が容易!

坂ノ途中さんは

 

・小規模有機農家

・旬

 

という一般の流通では見向きもされないようなテーマで、野菜の提案をされています。

 

人と同じものを作っていては、必ず価格競争に巻き込まれます。

そのため、ニッチな分野に挑まれたのだと思います。

 

ニッチな分野は差別化が簡単ですが、売上を急増させるのは難しいです。

ですが、リピーターを増やすことで、安定的な経営をすることは可能だと思います。

 

大多数の人と同じことをしない。

 

様々な生き方や仕事がある現代で、ニッチな分野でも食っていくことは可能になりました。

 

そんなニッチな分野で挑む「坂ノ途中」さんを、これからも追い続けたいと思います。

「継続する事の大事さ」を痛感させられた2回目のだべっ会 そして私が壊れ始めます。

ナマステ!

 

以前、東日本大震災の直後に風評被害のワークショップ行い、成功を収めたものの、どんどん私自身が壊れ始めたという話を書きました。

 

namura.hatenablog.com

 

今回はその続きです。

いつものことながら、引用は当時のmixi日記からです。

 

 

 

2回目のだべっ会はどうだったのか?

 

そんな、私が壊れ始めている時期にやりはじめた「だべっ会」2回目

こういったテーマを掲げて、行うことにしました。

 

本来なら福島が輝いてるはずの季節「夏」
しかし今年は観光客が来ず、果樹農家は追い込まれています。
風評被害」という言葉が少なくなってきた今だからこそ
果物を通じ、風評被害を考えてみませんか?

Jul.9.2011

 

この時で震災が起こってから、わずか4ヶ月しか経っていません。

福島のサクランボ観光果樹園は例年の1/10しか客が来ないなど、閑古鳥が鳴いている状態でした。

 

しかも報道は福島のことや風評被害の事を一切取り上げなくなり、ますます厳しい状況になると思い、開催に踏み切りました。

 

 

 

その開催と引き換えに、メンタルを大きく崩してしまうのですが… 

 

 

 

当日は、「福野菜プロジェクト」様による桃の販売も併せて行い、初めて販売も手を出させてもらいました。

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当日は桃の一大産地、かつ放射能の影響も多い福島県伊達市で、農業コンサルをされている大橋さんに講演をお願いしました。

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oohashinougyou.web.fc2.com

 

 

 

 

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写真中央:当時の筆者。今よりもだいぶ太っています。

 

 

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最初に行なった時程ではありませんでしたが、色んな方が聞いてくださり、ワークショップも白熱しました。

 

 

やはり、イベントをやる前に言われていた「2回目の難しさ」というものに直面しました。

 

「イベントを今よりも大きくやりたい。」

「ゲストスピーカーも大物を呼びたい」

「もっと販売や売上を伸ばしたい。(私はボランティアでやっていましたが…)」

 

そんな欲が出ると、途端にうまくいかなくなるものです。

 

そこで踏ん張って、継続できるかが欲を現実に変えるのではと思います

 

最初は、突っ走ろうが何しようが、ワークショップは成功する。

何事も2回目・3回目と継続していく事が、何よりも大事なのだと今では思います。

 

 

でも当時はまだまだ、そんなことに気がつく余裕など無かったものです。

 

そして、「だべっ会」はこれを最後に、次の開催は行わなくなります。

私がメンタルをおかしくしたこともあり…

 

 

 

 

 

些細な事で怒り、落ち込む日々

2回めの「だべっ会」が終わった時から、完全にメンタルがおかしくなり始めました。

 

 

ここ数年、バカみたいに農業というものに突っ走りすぎてきた。

まぁのめり込むキッカケがちょっとした下心という事もあったし。
本当に愚直だったと未だに思うし、今でもそうだ。

それしか取り柄が無いかのごとく。

しかしそんなバカも遂にオーバーヒートを迎えたようだ。

農業のみならず、何も手につかない。
だべっ会のまとめも全然やっていないのにね。
早くせねばとは思ってるさ 。でも進まない。

ここ数日で何年も歩みを止めなかった足が遂に「止まった」という感覚がある。

少し休もう。
遊ばなさすぎた。
そして25歳の男らしく、まだまだバカやって遊びたい!
この農業の盛り上げにすべてを捧げてきた20代前半もそろそろ終わる。

4.Aug.2011

 

 

農業にのめり込むキッカケが下心!? 何のことだか完全に忘れてしまった(笑)

結局、20代後半もほとんど遊ばずに終わってしまうのですがね…

 

そして、イベントが終わってから

・何もやる気が起きない。

・一緒にイベントを手伝っていたS君の言勘にさわり、電話してキレ始めてしまった。

・人が沢山いるイベントに行きたくなくなった。

・一人で部屋に閉じこもっている時間が本当に長くなった(休日は)

 

 

仕事は普通にできるのに、休みを迎えるのが怖くなってしまったのです。

 

 

周りはなんとも思っていない(むしろ温かく迎えてくれた)のに、自分からその温かい場所に行くことを避け始めます。

 

この続きは、どんどんネガティブになっていくので、また別の機会に書きます!では

ネパールでは、竹を切るスキルが必須だと思った話

ナマステ!

 

前回、ネパールで活動しているからこそ分かる優秀すぎる日本の農業資材を取り上げました。

namura.hatenablog.com

 

ネパールではプラスチックハウスや育苗のトンネルなど、多くの農業資材に竹を使ってることが、分かってもらえたかと思います。

 

今日はネパールの農業に欠かすことの出来ない「竹」について書いていきます。

 

 

竹の育苗!?

 

数ヶ月前にとあるフィールドを見に行った時に、紹介されたナーサリー(育苗しているところ)に私は驚きました。

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上の写真はなんと、竹の苗木を育苗しているそうです。

 

 

家・ビニールハウス・トンネルなど、ネパールでの竹の用途は様々です。

そのため、竹のナーサリーや竹を販売する店なども各地にあります

 

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ちなみにネパールでは1本10m位で250-300円近くします。

 

1ヶ月1万以下で生活している人が、ネパール国民の内かなりの割合を占めることを考えると、そう簡単に買えるものではありません。

 

 

でも、日本では厄介者扱いの竹

 恐らく日本の農家に、「ネパールは竹のナーサリーと、竹を売っている店がある」と言うとたぶんビックリされると思います。

 

なぜなら、日本で「竹は駆逐する対象」というイメージだからです。

 

筍のうちですと、まだ根っこから取ることができるのですが、竹だと伐採するしかなく雑草として見ると、とんでもない厄介者です。

 

前職の仕事をしていたときに、夏場によく相談があったのは「竹を農薬で枯らしたい」というものです。

 

 

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前職だった時に、上の農薬を薦めていましたが、「非常に高い」という注意点をつけてお客様に言っているほどでした。

一度、筍から竹になってしまうと枯らすのは容易ではなく、農薬も濃いめで使わないといけずにお金が相当かかってしまいます。

 

だから、ネパールにいる今

日本で竹を枯らすと聞くと「実にもったいないな」と思います。

 

世界には、育苗してまで必要としている作物を、邪魔だと言って簡単に切ったり枯らしたりする国もある。

 

なんか、凄い不思議な感覚です。

 

 

 

 

 ネパールに農業で来るなら、竹を切るスキルを身につけてほしい!(協力隊とか関係なく)

 

この様に、生活に竹がこれほど密着しているネパール

 

私もネパール人ほど上手くはありませんが、農作業中に竹を切ることも多々あります。

 

ネパール人は1本の鎌で器用に切ります。

 

私がここまで竹を切ることに対して抵抗がないのも、協力隊派遣前に受けた農業研修のおかげだと思います。

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 その時の写真(私が写ってる写真が無かったので、同期が写ってる写真を使わせてもらってます。ごめんねー)

 

 

 

竹ひとつ取っても日本とネパールでは大きく認識に差があります。

意外と、日本では邪魔だと言って捨てていたり、切り捨てられていたりするものが、途上国では喉から手が出るほど欲しいというケースも沢山あります。

 

日本で余っている竹をネパールに送るというのは、送料の問題でコストが見合わなくなるので、現実的には難しいですが、そういったものを、日本国内で拾いだすこともこれから必要になっていくのかもしれません。

 

 

誰かネパールに持ってきて欲しい。優秀すぎる日本の農業資材

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ナマステ!

 

以前、私が常にフィールドに行く時に持ち歩く道具を紹介しました。

namura.hatenablog.com

 

私がふだんの活動で使う道具は、ネパールでも手に入る道具が多いです。

 

しかし、これがネパールの農家の立場となると、話が変わってきます。

彼らはモノがあまり手に入らない中でも、すごい工夫して作物がきちんと生育できるように仕事をしていますが…

 

モノがないゆえに、日本なら5分で終わる作業が1時間とか平気でかかったりすることもあります。

 

「もし、日本の農業資材があればスグ終わるのに…」

そう思わずにはいられない農業資材を何点かお話したいと思います!

 

 

 

ダンポール

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はじめに言っておきますが、ダンールではありません。ダンールです。

※紛らわしくてごめんなさい。

 

ダンポールとは、トンネル栽培をする時に使う支柱のことです。

通常は、針金のように細長い棒ですが、上の写真の様に曲げる事も可能で、トンネルの支柱差しが簡単に出来ます。

www.ube-exsymo.co.jp

 

 

 

ネパールでは竹を切ってから曲げ、トンネル支柱の様にすることで、育苗をしていますが、竹を切るという行為が本当に大変です。

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なお、トンネル用で使う竹は新しい竹でなければならず(古い竹は曲げることが出来ずに、すぐ折れてしまうから)一度使ったらトンネル用としては使えないため、割と非効率だなと思っています。

 

ちなみにネパールでは宗教上の理由で、週に何日か竹を切っていけない日があるそうです。そんな日にトンネルを作りに行こうとして、一日を無駄にしたこともあります…

 

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このトンネルだって、竹を切る所から始めたら合計で1時間近くかかっています。

 

日本の農業資材でこの長さなら、10分もあれば出来るでしょう。そういう効率を高めることが、農家の少ない日本の農業には必要なのです。

 

 

 

ビニペット&スプリング

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「ビニペット」とは、農業用ビニールを抑えるために使う部品の事です。

写真中央のレールにビニールを合わせて、「スプリング」と呼ばれるバネを溝にはめていき、ビニールを止めます。

 

実はこの「ビニペット」と同じようなものはネパールにもあります。

たぶん中国製です。

 

 

ただネパールのビニールハウスは竹で作る事が一般的です。

正確に言うとビニールハウスではなく、雨除けです

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そのために、日本のよう同じ様なパイプハウスを作る技術があまりなく、ネパールで鉄骨やパイプでビニールハウスを作ろうと思えば、完全オーダーメイドです。

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上の写真は、日本で15年農業をしていた方で、ネパールでパイプハウスを作っているところです。

ビニールを抑えようとしているのですが、ビニペットが無いためにドライバーで止めています。

25mの長さをビニペットで止めるならスグできるのですが、ドライバーなので軽く数時間はかかっていました。

 

彼は日本にいたこともあり、もちろんビニペットを知っており使いたがっていましたが、ネパールでは高価なためやむなくドライバーで止めることにしたそうです。

 

日本でのパイプハウスを知りたい方はこちらから! わりと素人向けです。

www.komeri.com

 

 

 

日本のパイプハウスの技術はすごい。

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写真は2年前の農業研修中だった時の筆者。ビニールハウスのジョイントを取り付け中

 

日本でビニールハウスを作ろうとした時

「ハウスの長さ、幅、高さ」

「地域性(降雪の有無など)」

がわかれば、ほぼ規格品で対応が可能です。

 

そういった規格品がないネパールでパイプハウスをつくるのは、かなり大変なことです。

 

やはり効率化を追求しようとすると、日本の農業資材にはかないません。

 逆に言うと、農家がいなさすぎて効率化を重視しないと、日本の農業は大変なのかもしれません。

起業するなら、マジで嫁が大事だと思った話。

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ナマステ!

 

私が目指す経営者や農家・フリーランスなどの「自分で仕事を作っていく仕事」をするにあたり、一番大事になっていくパートナー(つまり嫁・妻)

今日はパートナーについて、思っていることを書いていきます。

 

 

  

はっとさせられた、妻の存在

先日、いつもの様にfacebookをチェックしていた時に、こんな投稿を見つけました。 

 

この「鈴木農園」さんは福島県郡山市にあるナメコを主にした農園で、この投稿は「農園2代目の奥さん」が、幼稚園に食育をしに行った事が書いてあります。

(農園2代目は私の知り合いです。) 

 

その投稿に、ハッとさせられました。

 

ちなみに奥さんがいてくれて
1番助かっているのは、
お父さん、お母さん方の警戒心が
薄まる事ですね!笑
むさ苦しい男が食育しても
皆さん身構えてしまいますから!涙

 

男が食育とかやっても、反応がどうしても鈍いんですよね。

「なんでお前がやるんだよー」という目線があったりします。

 

やっぱりこういうのは、女性がやるのが一番なのでしょう。

 

従業員の女性を雇って、食育をやってもらっても良いのですが…

妻だと常日頃一緒にいるので、お互いの考えている事や気持ちが分かるというメリットがあります。

なので、既婚者というのはこういう時に話がかなり早そうな気がしています。

 

 

 

マルシェ・加工品…etc 農業における女性の役割は大きい!

 

2年近く前に手伝っていた農園で「青山(東京)のファーマーズマーケット」に出展した時があるのですが、レイアウトの仕方・試食やお客様応対などの仕事は女性が向いているように思います。

 

 

 

 

農業って、どうしても男がやるというイメージがつきものですが、女性にも出来ることがたくさんあります。

 

・マルシェなどの販売

・加工品作り

・食育

・レシピ作り

・梱包や包装の作業

 

全般的に細かい作業は、男よりも女性だと思っています。 

 

特にマルシェや食育など、人の前に出るという行為は、女性が断然良いんですね。

相手が誰であろうとウケがいいので、自然と人が集まったり、話を聞いてくれるから。

 

 

いまは女性農業経営者も増えていて、女性を入れると売上が伸びるという話もあります。

女性農業者は基幹的農業従事者の43%を占め、女性が参画している農業経営体ほど販売金額が大きく、経営の多角化に取り組む傾向が強いなど地域農業の振興や6次産業化の展開に重要な役割を担っています。

(3)女性農業者の動向:農林水産省

 

やっぱり、農業関係で会社をやっていくなら、妻は必要なんだなと改めて思います。

 

 

 

 

どうするか?私

いままで農業関係で起業するにあたって、妻がいるメリットを上げていきました。

 

んで、ここから私の話

 

私は独身で今年32歳になります。

 

既婚者ではありませんが、これから起業するにあたりパートナーが選べるというのが独身者の最大のメリットがあります。

(もちろん普通に相性とかもあるので、ビジネスライクに話を進めちゃいけないですが…)

 

支えてくれる周りの方々なしに、私の起業やビジネスは絶対に成功出来ません。

妻・嫁なんて支えてくれる人の最たるものじゃないですか。

だから、ビジネスライクな話を抜きにしても、私を支えてくれそうな人がいれば全然結婚もアリかなと思っています。

 

ブログで公開嫁探しなんてやれば、アクセスが伸びそうだけど

まだ、さらけ出したくないのでまだ辞めておきます(笑)

 

そんな訳で、起業にパートナー探しと本当にやることが多くなりそうですが、一つずつ向き合っていくのみです。

 

では!また。

日本の貧困を救う!「フードバンク」とは何か?

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ナマステ!

 

昨日、途上国よりも深刻な「日本の貧困」について書いてきました。

namura.hatenablog.com

 

今日はそんな「日本の貧困」を解決する一つのキーになっている

フードバンクについて書いていきます。

 

フードバンクとは何だ!?

フードバンク: Food bank)とは、包装の傷みなどで、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動およびその活動を行う団体。

フードバンク - Wikipedia

 

この仕組みは2000年頃に出始めたもので、現在は北海道から九州まで主にNPO格の団体が全国に40団体ほど存在する。

 

その中でも、パイオニアである「セカンドハーベスト・ジャパン」という東京のNPOが中心になっている。

www.2hj.org

 

 

セカンドハーベスト・ジャパンさんは

「すべての人に、食べ物を!」

「日本で初めてフードバンクネットワークの成功」を目標に掲げて活動をされています。

 


私たちの目標 フードセーフティネットの構築

 

 

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食べ物の問題・フードバンクとは|私たちが目指すもの|SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)

 

 

 私は何度か東京・浅草橋にあるセカンドハーベスト・ジャパンを訪問したことがあります。

数年前の話ですが、ビルの1階に所狭しと食べ物が置かれており、大勢のボランティアさんが仕分けをしたりと、忙しそうにされていたのが印象です。

 

ホームページによると、今は東日本大震災などの復興支援や設備投資にも力をいれて、より多くの困窮者に食べ物を届けるスキームが充実しているように見受けられます。

 

 

 

大学生の時に衝撃を受けた食べられない人達

 

最初にセカンドハーベスト・ジャパンさんを訪問したのは、内定をもらっていた大学4年で、卒業を間近にして不安と期待が入り交じる春先でした。

 

元々から日本の農業や食料に興味があり、色んな所に出入りさせてもらっており、そんな時に連れてってもらったセカンドハーベスト・ジャパンさんからのお話に、衝撃を受けたのです。

 

それまで、食べれない人やセカンドハーベスト・ジャパンさんに対するイメージは

「ホームレス」に炊き出しをやったりしている団体なのかな?と思っていました。

 

 

 

そこでお会いした担当者の方から

「うちは炊き出しをもやっているが、母子家庭や児童福祉施設への配達も多い。食べれない子どもが本当に多いんです」と言われました。

 

 

 

そして、それを聞いて

「食糧自給率が40%なのに、食べ物バンバン捨てている国で、子どもが食べられないなんてことがあって良いのだろうか?」という意識が芽生えました。

 

どう考えても、不条理でしょう!おかしいでしょう!

 

 

折しも入社式を2,3週間後に控えた卒業間近

「内定を蹴って、このNPOで働きたい!」とその場で考えてしまうほどの衝撃を、今でもよく覚えています。

 

セカンドハーベスト・ジャパンさんで働くことは叶いませんしたが、社会人になってからも、当時の勤務先だった千葉から何度かドライバーとして手伝いに行ったこともあります。

 

それくらいフードバンクやセカンドハーベスト・ジャパンさんに対して、思い入れが今でも強いです。

だからビジネス抜きにしてもやりたいのです。

 

 

 

ビジネスとしてフードバンクを成功させるには?

セカンドハーベスト・ジャパンさんをはじめ、多くのフードバンクはNPO法人格で活動をされており、余剰食料はもちろんのこと、資金や設備を寄付に頼っています。

 

私はこれをなんとかビジネスとして利益の上がる形でやれないかと考えています。

NPOのみではフードバンクの普及にはどうしても限界があり、私はそこに目をつけました。

 

食料を提供する企業

食料を受ける困窮者

 

この3者にとってメリットのあるやり方を、帰国までに模索したいです。

 

ビジネス化がダメだったとしても、NPOを立ち上げて、フードバンクがない地域で細々とやります。

 

また現在のフードバンクは、食品衛生の観点から賞味期限の長い加工食品に限定されているケースが多く、野菜などの生鮮品の扱いはそれほど多くありません。

 

もし、余剰で出荷が出来ない野菜があれば、それを安く流通に載せることが出来れば…

そんな事を考えています。

 

もし成功すれば、日本で初めてとなるフードバンクのビジネス化

イデアがあればお寄せください。 メリットが多ければ必ずやりたいです!