びすたーらい、びすたーらい

”びすたーらい”とはネパール語で”ゆっくり”という言葉。そんな”ゆっくり”した国 ネパールの青年海外協力隊隊員の奮闘記

私、起業します。

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突然ですが、青年海外協力隊から帰国後「起業」します。

 

ブログを放置して約1年が経ち、そろそろ「帰国後のこと」と「活動のこと」を両睨みしながら過ごす時期に差し掛かってきました。

 

久々に書くブログは、帰国してからに対する今の想いを書いていきます。

 

 

会社に戻ったら、この2年間は無駄になる。

私は7年間勤めた農業資材の会社を退職し、2018年3月まで青年海外協力隊員として参加しています。もちろん帰国後は無職となり、何かしらの仕事を探さなければなりません。

 

JICAでは帰国隊員の進路開拓支援などのサポートをしているのですが、多くの帰国隊員は就職という道を選ぶでしょう。

 

ですが、「もし帰国後に会社員に戻ったら、協力隊でやってきた2年間は無駄に終わってしまう」という想いがどうしても頭から抜けず、就職をするという選択肢は「ちょっと無いのかな」と思っています。

 

 

 

どういう起業をやりたいのか?

一番気になる起業の中身ですが、「こういう方向でやりたい」とは決めています。ただまだ具体的なプランまでは落とし込めていません。

 

方向性としては2つ。そして2つとも「農家さんのサポート」に関する起業を考えています。

 

 

①地域おこし協力隊の延長の様な仕事

青年海外協力隊と同じく、国が行っている「地域おこし協力隊」という事業があります。これに似たことを最初から地方で起業してやりたいです。

 

「地域おこし協力隊」とは 人口減少や少子高齢化が著しい地方において、地域外の人間を積極的に受け入れ、地域協力活動を行なってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに答えながら、地域力の維持・強化を目的とした制度です。

 

地域おこし協力隊ホームページ

https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/index.html より

 

具体的にはどこか地方都市に住んで、その地域の特産品やプロモーションなどの仕掛けをやれればと思っています。

地域に埋もれているような隠れた特産品を発掘して、農家のサポートをしたいですね。

 

イメージとして…

私の知っているところだと、こんな所があります。

 

中小企業や事業者支援で最近、センター長に年俸1200万を払うと話題になっている「○○-biZ」

知り合いが一昨年、熊本県天草のセンター長をしていました。

ama-biz.jp

 

島根県海士町にある「巡の環」さん

10年程前に一度伺わせてもらいました。農業とかを抜きにしても持続可能性な地域づくりではここも有名です。

www.megurinowa.jp

 

 

 

 

 

②生産者から消費者までの流れをワンストップで提供できる会社

 

日本の農作物の流通で、生産者から消費者までをワンストップで結ぶ会社がちらほら出てきています。

 

イメージとして…

京都にある「坂ノ途中」さん

有機野菜の販売もされているが、「環境負荷の少ない小さな農業を実践する農家を増やす」を目指し、農家との繋がりを大事にする会社です。個人的に、一番注目してます。

www.on-the-slope.com

 

 

 

ズバリ!目指すは「坂ノ途中」さんのような会社です。

 

二番煎じだとは分かっているのですが、今後は農協の統廃合に伴うサービスの低下に伴い、農協以外へ出荷を希望される農家さんの受け皿が今以上に必要となることを考えると、二番煎じでも勝算はあるのではないでしょうか。

 

 

ダメだし・アイディア・協力者 大歓迎です!

まだ10ヶ月近くネパールに住んでいるので、帰国するまでにやれることは限られます。

いまやれることは起業の精度(具体性)を少しでも上げることです。

 

そのため、精度を上げるためには

「もっとこうしなきゃダメだ」という叱咤激励

「こういうことなら手伝えるかも」という協力してくださる方

が必要不可欠です。

 

私一人ではとても出来ず、皆さんのお力がないと決して上手くは行きません。

いつでもお待ちしています。