びすたーらい、びすたーらい

”びすたーらい”とはネパール語で”ゆっくり”という言葉。そんな”ゆっくり”した国 ネパールの青年海外協力隊隊員の奮闘記

「継続する事の大事さ」を痛感させられた2回目のだべっ会 そして私が壊れ始めます。

ナマステ!

 

以前、東日本大震災の直後に風評被害のワークショップ行い、成功を収めたものの、どんどん私自身が壊れ始めたという話を書きました。

 

namura.hatenablog.com

 

今回はその続きです。

いつものことながら、引用は当時のmixi日記からです。

 

 

 

2回目のだべっ会はどうだったのか?

 

そんな、私が壊れ始めている時期にやりはじめた「だべっ会」2回目

こういったテーマを掲げて、行うことにしました。

 

本来なら福島が輝いてるはずの季節「夏」
しかし今年は観光客が来ず、果樹農家は追い込まれています。
風評被害」という言葉が少なくなってきた今だからこそ
果物を通じ、風評被害を考えてみませんか?

Jul.9.2011

 

この時で震災が起こってから、わずか4ヶ月しか経っていません。

福島のサクランボ観光果樹園は例年の1/10しか客が来ないなど、閑古鳥が鳴いている状態でした。

 

しかも報道は福島のことや風評被害の事を一切取り上げなくなり、ますます厳しい状況になると思い、開催に踏み切りました。

 

 

 

その開催と引き換えに、メンタルを大きく崩してしまうのですが… 

 

 

 

当日は、「福野菜プロジェクト」様による桃の販売も併せて行い、初めて販売も手を出させてもらいました。

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当日は桃の一大産地、かつ放射能の影響も多い福島県伊達市で、農業コンサルをされている大橋さんに講演をお願いしました。

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oohashinougyou.web.fc2.com

 

 

 

 

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写真中央:当時の筆者。今よりもだいぶ太っています。

 

 

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最初に行なった時程ではありませんでしたが、色んな方が聞いてくださり、ワークショップも白熱しました。

 

 

やはり、イベントをやる前に言われていた「2回目の難しさ」というものに直面しました。

 

「イベントを今よりも大きくやりたい。」

「ゲストスピーカーも大物を呼びたい」

「もっと販売や売上を伸ばしたい。(私はボランティアでやっていましたが…)」

 

そんな欲が出ると、途端にうまくいかなくなるものです。

 

そこで踏ん張って、継続できるかが欲を現実に変えるのではと思います

 

最初は、突っ走ろうが何しようが、ワークショップは成功する。

何事も2回目・3回目と継続していく事が、何よりも大事なのだと今では思います。

 

 

でも当時はまだまだ、そんなことに気がつく余裕など無かったものです。

 

そして、「だべっ会」はこれを最後に、次の開催は行わなくなります。

私がメンタルをおかしくしたこともあり…

 

 

 

 

 

些細な事で怒り、落ち込む日々

2回めの「だべっ会」が終わった時から、完全にメンタルがおかしくなり始めました。

 

 

ここ数年、バカみたいに農業というものに突っ走りすぎてきた。

まぁのめり込むキッカケがちょっとした下心という事もあったし。
本当に愚直だったと未だに思うし、今でもそうだ。

それしか取り柄が無いかのごとく。

しかしそんなバカも遂にオーバーヒートを迎えたようだ。

農業のみならず、何も手につかない。
だべっ会のまとめも全然やっていないのにね。
早くせねばとは思ってるさ 。でも進まない。

ここ数日で何年も歩みを止めなかった足が遂に「止まった」という感覚がある。

少し休もう。
遊ばなさすぎた。
そして25歳の男らしく、まだまだバカやって遊びたい!
この農業の盛り上げにすべてを捧げてきた20代前半もそろそろ終わる。

4.Aug.2011

 

 

農業にのめり込むキッカケが下心!? 何のことだか完全に忘れてしまった(笑)

結局、20代後半もほとんど遊ばずに終わってしまうのですがね…

 

そして、イベントが終わってから

・何もやる気が起きない。

・一緒にイベントを手伝っていたS君の言勘にさわり、電話してキレ始めてしまった。

・人が沢山いるイベントに行きたくなくなった。

・一人で部屋に閉じこもっている時間が本当に長くなった(休日は)

 

 

仕事は普通にできるのに、休みを迎えるのが怖くなってしまったのです。

 

 

周りはなんとも思っていない(むしろ温かく迎えてくれた)のに、自分からその温かい場所に行くことを避け始めます。

 

この続きは、どんどんネガティブになっていくので、また別の機会に書きます!では