野菜の販売を経験した私がオススメする 日本のマルシェ2選
ナマステ!
皆さんは、マルシェに行かれたことがありますか?
ここ数年で東京都心を中心に、全国各地でマルシェと呼ばれる市場があちこちで開催されています。
マルシェとはフランス語で「市場」を表す言葉で、東京近郊のマルシェは、全国の生鮮野菜・加工品などが一同に並び、有機野菜やこだわりの農産物を買いながら、フードコートのような所でオシャレな酒や食べ物をつまむ事も出来ます。
そこで、実際に私が手伝った事もあるマルシェから、オススメをご紹介したいと思います!
なぜ、マルシェを手伝った経験があるのか?
私は2014年~2015年にかけて「郡山ブランド野菜協議会」という農家集団の野菜販売のお手伝いをしていました。
また今後細かくお話したいと思いますが、「郡山ブランド野菜協議会」との関わりは、私がまだ会社員で青年海外協力隊受験を考え始めていた頃でした。
「協力隊に行くためには、農業の経験を少しでも積んでおきたい」と思い、会社員との二足のわらじを履いて、畑の手伝いや販売イベントに手伝いとして呼んで頂けるようになったのです。
そこで私が野菜の販売を通じて経験した事も交えながら、書いていきます!
ファーマーズマーケット@東京・青山 国連大学
日本の中では先駆けと言っても過言ではないマルシェで、10年以上に渡り毎週土日の午前~夕方まで行われているマルシェです。
毎回出展者が変わるのはもちろんのこと、関東近郊に留まらず、北海道から九州まで全国の美味いものが一同に会するファーマーズマーケットは、他のマルシェでは出会えないものが本当におおくあります。
この時は、農家さんの初めてとなるファーマーズマーケット出展&東京進出のお手伝いをさせてもらいました。
朝3時頃から自分で車を運転して、野菜を青山に運び、販売も手伝うなどハードな1日を過ごしました。
1日ファーマーズマーケットの会場にいて分かったことは、午前より夕方近くのほうが集客があるということです。
恐らく、飲みやディナーに行かれる方が、ふらっと立ち寄って来られたのだと思います。
普通のマルシェや出展では、午前中のうちが集客が多く、午後にはほとんど客がいないパターンがほとんどなので夕方近くのほうが人が多いというマルシェは都市型らしく意外性を感じました。
ファーマーズマーケット@UNU
毎週土日 10:00-16:00頃まで開催
開成マルシェ@福島・郡山
開成マルシェとは、福島県郡山市で月1回程度開催されているマルシェであります。
震災からの復興を目的として始めたマルシェなのですが、生鮮品の比率が高く本来あるべきマルシェの形を表しているなと思っています。
最近では、浜通りの出展者も増えているようで福島を象徴するマルシェになっています。
柏屋さんという「薄皮饅頭(郡山の名物です!)」を作っているお菓子屋さんの裏庭を使って開催
知る人ぞ知るマルシェ感が漂うので、本当に沢山のお客様がいらっしゃいます。
筆者が手伝っていた農家さんのブース
この時は生食可能なトウモロコシをメインに販売
数年前から、東京からマルシェと生産者をめぐるツアーを定期的に開催したりと、県外からの注目も高いマルシェです。
開成マルシェ
月1回程度 土曜日 10:00~15:00
<まとめ>美味しい食べ物が沢山あるマルシェはオススメ!
2009年ごろから農水省が主体となってマルシェのポータルサイトも開設しています。
地産地消やこだわり農産物を買いながら、お酒・フードをつまむ贅沢な時間は、色んな人にオススメしたいです。
今回は私が販売を経験したマルシェだけをご紹介しましたが、全国各地にはいろんな志向を凝らしたマルシェがあると思います
食にこだわりがなくても、雰囲気がどのマルシェも素敵なので、行ったことが無い方はお近くのマルシェに行ってみてはいかがでしょうか?
もしかしたら野菜や食べ物、農業への見方が変わるかもしれません!