技術補完研修89・90日目(最終報告会と甘楽からのお別れ)
実家に戻って3日
それまでために溜めていた報告書や駒ヶ根へ出す書類が一段落ついたのと
最終報告会前は睡眠時間がわずかで疲労の色が濃かったのがだいぶ取れまして
ようやく落ち着きました。
それにしても寺子屋での生活から離れ、車もあって不自由しない実家での生活に戻ると急激に「寺子屋」にいたあの時が恋しくなる(笑)
うーむ。3ヶ月も一緒に生活していて家族みたいなものだから 研修生同士は
寂しいですなー。
12/5(土) 89日目
この日は夕方に最終報告会。
それまで片付けやら掃除やらでバタバタ。
報告書を印刷しようと思ったらインクが切れたりとかハプニングも…
余裕を持って望んでいてもバタバタになるんだなー
まあ、それもある程度計算に折り込んでいたので、なんとか報告会へ
順番は3人中最後
実は一回目の報告会でかなり厳しいツッコミを浴び、ちょっとトラウマになっていたが、最後ということで思い切って挑戦。
まさかハウスの方角について指摘が入るとは…ちょっと甘かった。
これまで2回の報告会と比べると皆さん「おつかれ!」という目線を送っていてあまり厳しいことは飛んでこなかった。
それが終わると懇親会へ。
無事終わりましたね。
その後、いつの間にか寝ているほど飲んでいたらしい。
よっぽど疲れていたんだろうか。
12/6 90日目
最終日
二日酔いもあったが何とか起きた。
そして、この日は農家へのあいさつ回り
富岡市内の北部から西部まで約4時間近くかけて最後のチャリで移動
過去最高の距離を1日で走ったが不思議と疲れは感じなかった。
それどころか、最後の方は涙が少し…
最後、農家周りの時間を読みきれずに、寺子屋とのクロージングに1時間ばかり遅れてしまったのは本当に申し訳ない。時間の管理の甘さが出てしまった。
私の最後の詰めが甘いと言われるのはこういうところなのだろう。
まだまだ精進しなきゃ。
そんなこんなで終わった研修
帰路、どっと疲れが出た。
本当に終わってしまったと
早朝からのナス取り
一人暮らしが長かったので、集団生活でのストレス
など研修当初は本当に永遠に思えた期間も慣れればあっという間
永遠なんて存在しない。そう思った3ヶ月でした。
最後にリーダーを通しでやった私へ同じ研修生が書いた色紙
「途中ですが…」と言われたが、みんな私と同じくらい大変な中で私のために色紙を書こうとしたその心意気に感謝したい。
4人に出会えて本当に良かった。
ありがとうー
集団生活から実家でのまたゆるい生活になってしまいましたが、これに気を緩めずに自分を正していきたいと…
来春に無事語学を終えて、笑顔で寺子屋に行けるようここから再び頑張りたい。
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技術補完研修87・88日目(農家との研修が終わりました!)
12/3 87日目
この日は1日玉ねぎ定植と苗取り
もう流石に定植機のスピードにも慣れてきたと思う。
夜は、途中から研修に入って一緒に1ヶ月半生活してきた研修生の報告会が行われた。
彼は新卒で協力隊を目指していて、すでに合格している我々に途中から混ざって研修を受けている。
入った農家さんが今の時期1年で一番多忙なレタスの出荷の真っ最中
時期柄、霜との戦いで、ひたすら1000玉近いレタスの収穫とラッピングの日々で、学んだことも多いのだろう。
たったひとりの報告会というのは相当なプレッシャーだったと思うが、頑張ったと思う。
合格したらまた寺子屋に来るのだろうけれど、それまでにさらなる研鑽を積んで、絶対に合格をつかみとってもらいたい。
12/4 88日目
この日は私の受入農家先での研修最終日
雨の日も、朝早くまだ真っ暗な道でも、片道30分近く自転車で通い続けた3ヶ月の日々はもはや懐かしさえ漂っている。
そして、この日は「下仁田ネギ」の初収穫をさせてもらった。
正直、私がいるうちにネギの収穫は無理だと思っていたので、体験レベルでも嬉しかった。
※下仁田ネギは収穫-40日前までに土寄せを終えるのが鉄則
ここでは11月近い土寄せだったので、無理だと思っていた。
機械をとりつけてなかったので手で掘る。
しばらくネギを乾燥させて、土を払う。
下仁田ネギはどこで買っても泥付きで売られているのが定番
全く落とさずに売っているのかとおもいきや、多少は落としているのだとか。
でも、一本ネギみたいに綺麗に皮はむかない。
それがブランドなのだろうか?
この日は人参も収穫
普通、根菜洗い機で洗うのが普通だけど、人参も泥付きで出荷。
「それありなの(;´∀`)」と思ったけど、グラムを若干増やしさえすれば直売所で売れるらしい。
最終日も学ぶことの多い研修でした。
もうちょっと人参とネギ絡みたかったなー。残念
最初は少しつらかったけど、最後凄くいい形で研修を終えられたのが何よりうれしい。
そして明日は最終報告会
もうプレゼンは完成済み
ようやく大詰めを迎えてきました。
ラストスパートで明日を乗り切ります!
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技術補完研修85・86日目
12/1 85日目
この日も玉ねぎの定植。
少しは早く苗を定植機に投入出来るようになった気がする。
が…それでも焦る。
まだまだ余裕がないという証拠
農家さんは私よりも早く苗を入れて、しかも畝の曲がり方をみて、細かく機械を左右に動かすという離れ業を繰り広げ…
もっと周りを見て出来るようにならなければ。
定植が一段落ついたところで管理機で土をかける。
管理機もロータリー部浅くかければ土を飛ばせるということを発見!
鎌となんとかは使いようとはよく言ったものだね。
12/2 86日目
この日は沼田へOVの方の体験談を伺いに
聞いていて思ったのは果樹園の後継者で果樹栽培でジンバブエに行かれていて、やっぱり一貫性って大事だなと思った。
自分も一貫性はある方の人だけど(農業資材を売っていて、野菜栽培で協力隊にいく)それでも家が農家とか、生まれもったものとか自分でどうにもコントロール出来ないことってある。
私はネパールからの帰国後のことをぼんやりとしか考えておらず、帰ってきてから柔軟に決めればいいかな?と思っていたが、「そういうわけにはいかないぞ。30過ぎたし」と真剣に帰国後を捉えるようになった。
もしかして帰国後にやりたいことをイメージして、ネパールに行ったらまた違った活動ができてくるのかもしれない。
そんな1日でした。
こんなところにも寄り道
道の駅日本一に輝いた「川場村道の駅」
とにかく広大で、農産物直売所も超おしゃれ
飲食店も多数で、半端ではなかった。
研修もあと3日
リフレッシュできたので、気合をいれて頑張ります!
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技術補完研修84日目
11/30 84日目
今日は玉ねぎの定植
この辺の平均な定植時期よりは遅いと思う。
まあ昨年は1月に定植やったらしいし、それでも今年はまだましな方らしい…
まずは苗床から、苗を選別する。
この時根を揃えないと切ったり、機械にセットするのが一苦労する
そして根と上葉を切って、機械に入れやすくする。
そして、玉ねぎ植えで活躍するのが「専用の移植機である」
私の中で玉ねぎの定植って「ペーパーポット」&「ひっぱりくん」という人力では最強の組み合わせが当たり前だと思っていたら、こんな機械があったんですね。
ヰセキで作っている「ナウエル」の専門機と思えばなんてことはないんだろうけどね。
この機械のすごいところは乗用で定植と鎮圧と水や農薬を株元に散布できる所。
人力では途方も無いよね…
じぶんでも乗ったのだが、この動きが早くてうまく苗が置けない。
まだまだ機械に使われてるなーと実感。
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技術補完研修84日目
11/30 84日目
今日は玉ねぎの定植
この辺の平均な定植時期よりは遅いと思う。
まあ昨年は1月に定植やったらしいし、それでも今年はまだましな方らしい…
まずは苗床から、苗を選別する。
この時根を揃えないと切ったり、機械にセットするのが一苦労する
そして根と上葉を切って、機械に入れやすくする。
そして、玉ねぎ植えで活躍するのが「専用の移植機である」
私の中で玉ねぎの定植って「ペーパーポット」&「ひっぱりくん」という人力では最強の組み合わせが当たり前だと思っていたら、こんな機械があったんですね。
ヰセキで作っている「ナウエル」の専門機と思えばなんてことはないんだろうけどね。
この機械のすごいところは乗用で定植と鎮圧と水や農薬を株元に散布できる所。
人力では途方も無いよね…
じぶんでも乗ったのだが、この動きが早くてうまく苗が置けない。
まだまだ機械に使われてるなーと実感。
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技術補完研修82・83日目
11/27 82日目
この日は富岡で一番面積をやっているこんにゃく農家へ掘り取りの手伝い
12haという桁違いの面積です。約20a/1日のペースで掘らないと年内に終わらないというから驚きだ。だから人も期間従業員を数名雇って毎日10人近い体制にしないととても終わらないらしい。
今まで見てきた農業の中でもかなりシビアな部類だと思う。
しかも、今まで売り玉(3年もの)しか掘っていなかったのだが、今回は生子あがり(2年もの)を触るので、注意点もいろいろ違ってくる。
特に気をつけなきゃいけないのは「芽を傷つけない」ということ これにつきる。
そうなると掘り方一つ変わってくる。
ハーベスターに除草機を付けて省力化
生子かごに空気を入れて早く乾かすための努力
はじめて、こんにゃくが芽を出している所もみました!
芽に水がたまって腐らないように斜め45°に植え付けているので、こういう生え方をしているのだと納得ですね。
この生子の揃いもプロの技ですね~
こんにゃくに触るのは恐らく最後になってしまったんですが
こんにゃくは本当に奥が深い!
そして面白い。
不思議な作物だなー
11/28 83日目
この日も別な農家さんでニラに関わる作業
まずは、捨て刈り
そして、外張り
マルチも張りましたね。
施設作物でもニラは無加温なので、加温するイチゴとは作り方が全く違うことに驚く。
まず内張りがそもそも違う。
・単棟ハウスしか無い。その上 間がえらく広い
これはハウスの日陰になってしまい温度が上がらないのがニラにはよろしくない。どの株にも平等に日光を当てるために単棟&間が広い。
・東西ハウスしかない。
これも日陰の問題で、南北に作ると、作物自身が影になって覆ってしまうのだとか
やっぱり作物の生理をしらないとダメなんだよな~とおもった。
マルチも日中は膨張するので、できれば朝夕のゼロテンションで張るのがいいらしい。
特にハウスベルトを絞める時の紐の結び方のバリエーションはほんとうに参考になった。
協力隊では紐の結び方とか超役立ちそう!
そして、今日は休みでひたすら来週のプレゼンとか色々
もう今週で研修も終わり、最初は途方も無く長く感じた研修も慣れればあっという間
絶対に悔いは残さないという気持ちで臨みたい!
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技術補完研修79・80・81日目
11/24 79日目
この日はこんにゃく作り
もちろん初めてであります。
まずは生芋を切って小一時間茹でます。
茹で上がった芋の皮をむき、小さくしたところでミキサーにかけます。
ミキサーにかけて2時間ほど放置して固まったこんにゃくを揉み込み
空気を抜いて、釜に入れて茹でれば完成
だいぶざっくりとした説明ですみません(^_^;)
こんにゃくって想像以上に時間がかかることと、何より手作りで作っているので手間もかけている事に驚いた。
kg200のこんにゃくが、数倍にも化けるのが6次化。
世間ではものすごくもてはやされて、いかにも簡単みたいな風潮で言うけれど手間を惜しめばいい加減なものができるし、きちんとしたものを作ろうと思えばそれなりに時間と金を投資しなきゃいけない。
その力の入れようは農家によっても違うし、それが個性なんだと改めて気づかされた。
11/25 80日目
この記事書いてて思ったんだけど研修もあと10日切ったんですね。
改めて早い。
この日はひたすら玉ねぎのマルチ張り
2台のマルチャーの違いを教えてもらったり(高畝用と低畝用)
だいぶ調整には苦労しました。
でも雨が降ってきたので、途中で終了。
11/26 81日目
前日からの雨が続いていて、畑に入れないのでこの日はひたすらレタスの収穫と調整
レタスのラッピングは久々にやったけど、感覚を取り戻すまでに時間がかかった。
それと、以前行ったレタス農家と今の研修先で作業台の高さが違いすぎて、腰への負担が結構半端ではなかった。
いかに楽をして農作業するかも大事。
火曜から3日連続で、夕食は飲み会やお疲れ様会ばかりで全然ゆっくり出来ていませんでした。
やっぱり3日分を1回に書くと、内容が薄くなってしまう。
溜めないでなるべく毎日書くようにしよう。
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