青年海外協力隊の映画<クロスロード>を見てきた。
映画の感想とか初めてかきます!ネタバレはしないとおもうけど…
青年海外協力隊事業は2015年に50年を迎え、去年は色々とされていたようなのですがその一環で協力隊を題材にした映画を作られたようです。
その映画がクロスロード
明後日から駒ヶ根の派遣前訓練ということもあり、準備も一段落がしてきたので見に行ってきました!
感想としては…
出演者が30代に近く、少し大人びた協力隊の印象
「協力隊ってこんな大人だっけ?」と思ってしまった(笑)
30過ぎると協力隊に行く人減るらしいと聞いているので、少しギャップあるかも(笑)
実際の協力隊だったら、強制帰国クラスな事が続々と
これは映画なので、若干の着色はやむを得ないよねーという話
活動をしてての葛藤は、協力隊OVから聞くそのもの
ここに関しては聞いた話そのままだなー
多かれ少なかれ苦労は必ずするということだ。
たぶん、OV体験談を割と忠実に再現している。
実はこの映画を私の母親と見ていたのですが
「あんたがこんな事をしにいくなんて、大変だなー」
「これは過酷だ」
などあまりポジティブな感想が聞かれなかったのが少し残念な所。
多分、私が行くの何倍も過酷なところですよ…
あと驚いたのが、主人公の職種が「写真」という所
私自身、映画を見て写真の職種あったんだと思ったほどマイナー
でも、この映画で少しずつ写真にも脚光が当たればいいなーと思う。
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明けましておめでとうございます。
少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
郡山から戻ってからは年賀バイトを元旦までしていました。
また来週から始まる駒ヶ根での派遣前訓練の準備で、年末ラスト1週はかなり忙しくあっという間に年が明けてしまったほどです。
ちなみに年越しは郵便局のバイトの休憩中でした(笑)
Facebookと同じような事を書きますが
6月までは前職
7-8月は郡山の鈴木農場でバイト
9-12月は技術補完研修
会社員と研修生と無職を1年で経験する貴重な年になりました。
そして、今春ネパールに旅立ちます(駒ヶ根の訓練を無事に修了すればですが…)
ようやくこのblogが本領を発揮することになりそうです。
頑張って更新頻度を上げれるようにネタを探し続けたいと思います。
でも、派遣前訓練中は毎日更新しようかな。
そして、肝心のネパールも少しずつ少しずつやっています。
ネパール語の課題がこの前返却されてきまして、チェックしたのですがまあ直されている。
ネパール語って上にある横棒を必ず引かなきゃいけないのですが、それが真っ直ぐじゃないとか。
やっぱり、アルファベットを使う言語じゃないのでなかなか慣れない。
とにかく文法とか単語とか後回しにして、入所までに読み書きを完璧にしておこう!
そして、講師からのコメントが凄すぎる。
「リラックスして訓練所に来てください。」
「よく頑張りました」
早い新年のあいさつ(もらった当時は去年12月の中旬)
など私に気を遣うコメントが…
このコメントを書かれたと思われる方は、ネパール語の語学講師陣の中でものすごい懐の広く、駒ヶ根でも教えるのが物凄くうまい先生。
教え子の結婚式にも出席してくれたり、もちろん凄い慕われていて、他の言語を学ぶ研修生からうらやましがられるほどらしい(ネパールOV談)
寺子屋いたときにネパールのOVがいらっしゃったから、そういうアドバイスはかなり貰っている(笑)
最強の語学講師 果たして3ヶ月後にどれだけネパール語が喋れるようになっているか楽しみだ。
正月が明けたら訓練所に入所です。
ぼちぼち準備をしているのでその模様でも後日上げたいと思います。
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第52回 あぐり市
12/23(水) 郡山滞在3日目
この日はあぐり市
あぐり市のために郡山に来たと言っても過言では無いほど楽しみでした。
自分に取って農業を始めた原点は郡山だし、いろんな仕事をしている仲間が支えてくれた。それはネパールに協力隊で行くと言っても変わらずに応援してもらい助けてもらったからだと思う。
派遣前に行ける最後の郡山に調度良くイベントが有ったというものあるけど
郡山駅前から徒歩10分以内の場所でやりました!
所狭しと野菜が並んでいます。
表では郡山ブランド野菜の「めんげ芋」の焼き芋を試食&売っていました。
ちなみに昨年は私が焼き芋屋を担当していました。
試食もたくさん出しました!
手前が紅芯大根 奥が黒丸大根
福引なんかあったりして
やっぱり盛り上がりますね
昨日のクイズの答えです。
まさか…ホウレンソウの根っこだけを売っているとは
(写真が逆転していてすみません。どうにも直らない)
今回、初めて農学校のジャンパーに袖を通しました。
郡山を離れる直前に頂いたものの着る機会が全く無く、今後もしばらくは無いだろうなと思っていた。
ようやく一員になれたきがして密かに嬉しかった(笑)
終わってから、忘年会
郡山の野菜・米などの生産者・商店会・酒の蔵元などなどそうそうたるメンバーが集結しての忘年会
久々にお会いする方もいらっしゃったので、随分と懐かしくなってしまいました。
まだネパールに行っていないのにね(笑)
きっと、いつまでも変わらずに郡山らしい農業であってほしい。
そう願わずにはいられなかった。
・まとめ
やはり郡山の野菜のポテンシャルは半端ではありませんでした。
あれだけの種類の野菜を作ることの大変さは、群馬を経験したからわかることなのかもしれません。
震災があっても逆境を跳ね返すこの力は郡山にいないとわからないものがあった。
多様なニーズがあるこの日本で、それに応える野菜を一つづつ出していくことがこれからの農業に必要なことではないのかと思います。
そして、ネパールに行っても少しずつではありますがクオリティを上げるような農業をしてみたいと思います。
途上国は質を求めていないとはよく言われれいるが、けしてそれだけではない生産者も消費者も多数いらっしゃいます。そういうところを掘り下げていきたい。
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歳末あぐり市とその準備
12/22(火) 郡山滞在2日目
この日は前日に引き続き「鈴木農場」での農作業。
そして、翌日に迫ったあぐり市の準備
冬野菜では初めて収穫に行きました。
みよ!この少量多品目の極みといった感じの畑
私が育てていたスイスチャードもこんなに大量に!
見た目「一本ネギですが、下は曲がりネギです」
夏にネギの植え替えやったもんなー
カーボロネロとか
これはなんでしょうと聞きたくなる野菜が大量に…
そんなもんだから、トラックの上はこんな状態に…
この時点で普通の農家ではない。
戻ってから調整作業
出す作物が軽く50を超えているので作業も超時間がかかります。
まずは大根
袋に入れているのを初めてみた。
ちょっと曲がりと葉と根のバランスが気になるのだが…
こんな感じでハウスで調整作業
夏場は死ぬほど暑くて入りたく有りませんでしたが、冬場は逆転してここでやっているそうです
郡山の野菜の王道である御前人参をはじめとする人参も大量です。
さて、問題です。
これはなんでしょうか?
こいつの破壊力は抜群です(笑)
こんな感じで遅くまで作業してきました。
このオリコンの数が大変さを物語っていますね(笑)
次はあぐり市当日の話題を書きたいと思います!
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やっぱり郡山はすごかった。
12/21(月)
この日から郡山滞在
一番の目的は、お世話になっている郡山農学校の年末ラストである「あぐり市」とその準備の手伝い。
寺子屋で研修を受けている時から、この日を楽しみにしていました!
久しぶりの郡山
地元である山形以上に「ただいま」感がありました。
そして、お世話になった「鈴木農場」へ
私が研修をしていたのは夏場。ひたすら「トウモロコシ」と「枝豆」をだしていました。
そして、今は冬野菜の盛りで品目・品種ともにものすごい数です。
これはほんの一部
郡山や仙台あたりで多く作られている「曲がりネギ」
下仁田ネギと違って、泥なし&根を完全に切ります。
私のいない3ヶ月に新しいブランド野菜ができているし…
洗って綺麗になったあやめ雪
このコンテナに5種類も大根が混で入っていたなー
そもそも葉っぱがぜんぜん違うしね。
普通、大根は根菜洗器で洗うんですが、変わり大根(黒丸・ビタミン・おむすびっしゅ他)やカブはすべて手洗い
今日の午後だけですが、私は大根やサツマイモなどの洗いをしていました。
まだ今日は暖かいからいいけど、もう少し寒くなると厳しい。
初めて完全な芽キャベツをみました…
今日は畑に行っていないのですが、どんな野菜を作っているか一部ですがBlogにも書いてあります。
この写真もまた壮観です。
やっぱり甘楽富岡での技術補完研修を経験していると目線が違うなーと思った。
ここは従業員+研修生でマンパワー8名いるのですが、全員が違う作物の調整をしている。
どこからはホウレンソウを詰めていれば、別な場所では大根洗ってるし
今まで当たり前だと思っていたけど、それは違うと認識した。
調整の仕方も違う。
すべての作物の調整は作業場で行うあたり
甘楽富岡に行く前は、玉ねぎの定植といえばチェーンポットが当たり前だと思っていたな~
玉ねぎや下仁田ネギの播種を本圃にしている話をしたら一番驚かれました。
それだけ、福島でネギ・玉ねぎの定植にチェーンポットが浸透している証なのだろうか?
明日は圃場で収穫してきます!
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過去最多の年賀状
来週からバイトや出かけることが多くなるので、昨日と今日で少し早めに年賀状を作りました。
今年は過去最多!
出す年賀状が初めて3桁に乗りました(笑)
例年の数倍あります。
となると様々なトラブルが重なるもので(T_T)
①年賀状ソフトの住所録を保存せずに消してしまった。
はい。これは凡ミスですね←お前が一番悪い。
②実家のプリンターがご臨終
黒はでるのだが、黒以外が一切出ない。
色々と対処したんだけど、どうにもならず「カメラのキ◯ムラ」へ持ち込んで印刷を依頼
無職なのに出費が…
やっぱり大量の印刷はプロに任せたほうが間違いないわと思った1日でした。
実質、土日は年賀状でほぼ潰れてしまった。ネパール語も出来なかったわ。
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そして、明日から3日間郡山に行きます。
今のところ私の第二のふるさと。
主に農作業とあぐり市目的で行きます!
まだ雪が積もっていないであろう郡山ですが、霜にあたって更に旨味を増している様々な冬野菜の出荷準備が主な手伝いのはずです。
一昨年から郡山で同様の農作業はやっているので、多少の勝手はわかっているものの
甘楽富岡で得た経験があるので「どう自分の気付きが変わったのか」を発見するのを楽しみに行きたいと思います。
楽しみだー
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任地が変わりました。
寺子屋から帰還して1週間が経った。
雨ニモマケズばりの自転車移動からいきなりの車へのcome back
寺子屋のラスト1ヶ月はほとんど語学に手を付けられなく、せっかく覚えた語学もだいぶ忘れてしまい、勉強のやりなおしがメインです
ネパールの勉強以外に何もすることのない退屈な日々(年末にはバイトするけどね)
無職ってこんな退屈な思いをしているんだと改めて思い知った。
でも会社やめないとこういう経験できないし、これもまた貴重
「寺子屋は大変だったけど、楽しかったな~」などと思いながらいつもの様にネパール語の勉強をしているときに電話がかかってきた。
時間は夜の9時を回った頃
相手はJICAの調整を担当されている方だった。
「こんな遅くまでお疲れ様ですな」&「こんな遅くになんの用だろう」と思いながら
電話を受けた。
「実はあなたのいく任地が…震災の影響がかなり残っていて派遣見合わせになってしまい…変更をお願いしたいのですが…」
ここまではなんとなくわかっていた。
寺子屋にネパールOVでしかも私の派遣予定地の隣の郡に行っていたスタッフが、夏に行ってきてかなりひどい状況というのを聞いていたからだ。
青年海外協力隊は同じ国の中の任地変更というのは結構よくある事らしい。
下手をすると訓練所に入所してから派遣国の変更を告げられ、語学勉強も一からやり直した方もいるらしい…
しかも私の任地は震災で最も被害の大きかった郡の一つで、こういう連絡が来ることは時間の問題だと思っていた。
となると、新しい任地がどういうところなのか?
めちゃくちゃ気になることである。
あんまりネパールの細かい地名とか言ってもわからない人のほうが大勢なので、ここはどう変わったのかをまとめたい。
①首都(カトマンズ)からの距離
前:首都から150km (バスで7H)
後:首都から30km(バスで2H)
首都圏の近さはかなり大きいです。
いろんな人に「150kmの道のりをバスで7Hかけていく」というと
「どんな山道だよ!」と突っ込まれるし、自分もそう思っていた。
何をするにも首都に近いのは非常に楽。
②交替or新規
前:新規隊員
後:3代目隊員
(しかも次の隊次で野菜ではないけど、農業系の隊員の派遣が決まっている)
これはメリットもデメリットもあり
前の任地について様々なOVの人に聞いたが、行ったことはあっても派遣されたという人がいなく情報が少なすぎた。
ところが反面、今回の任地は前任も前々任も名前がわかった。
(寺子屋のスタッフのおかげでもあるが…)
偶然、前任の書いた報告書も持っていた。
(前任者あるいは、前任がいない人は該当しそうな報告書をJICAからもらえるサービスがある。 前任はいなくてもと申し込んでいたら、それがヒット)
しかも、前々任のOVとは電話で話したこともある。
今まで任地に対してイメージが漠然としか持てなかったのだが、前任者報告書とか読んだり、これだけ人の動きが明確だとすっと活動のイメージが湧いてくる。
ただ諸刃の剣で、これだけ人の動きが多いと向こうから比較されることも多く、活動の支障になってしまうのかもしれない。それは自分次第ってところか。
③環境
前:標高2200mの高地で、乾季の端境期に出せる野菜を任地は求めている。
後:日本によって改修されたバクタプル道路の延長線上で、カトマンズへの農作物の
3割近くを生産している。
行ったことがない身では何も言えないが、首都圏の消費地になっているのは事実。
とりあえず快諾はしました。
任地は変わっても震災からの復興と背中合わせの仕事になると思う。
距離があって、いままで目を向けなかったカトマンズという大消費地を意識しなければならずちょっと雰囲気が変わった気がするが、私はこっちのほうが向いているかもしれない。
あくまで行っていないので、「かも」だけど…
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