キュレーターが帰国後の理想の仕事かもしれないという話
ナマステ!
私は以前よりブログで「青年海外協力隊より帰国後に起業する」と書いていましたが、今回はその続きの話です。
肝心の起業の中身について
少しだけですが、今後の方向性を決めました。
今後は、食と農業に関するキュレーターというポジションを狙うつもりです。
(まだ具体的には公表できませんが、来春から仕事も貰えそうな感じであります。)
今回の記事ではキュレーターという仕事と、農業・食に関連させた取り組みに触れながら、自分がやっていきたい仕事の軸を少しご紹介します。
キュレーターとは!?
キュレーターとは、元々美術館で「どう美術品を置くか?」「どの美術品を置くか?」など美術品を選択する人のことです。
キュレーターが、選択・推奨することをキュレーションと言います。
最近ではweb上で「自分のオススメを他人に共有したい」「自分で有益な情報をまとめる」といった意味でも使われることが多いです。
具体的には
「○○さんセレクト!農産物ギフト詰め合わせセット」
「まとめサイト(naverまとめ、nanapi、Allaboutなどなど)」
「セレクトショップ」
などリアル・Webの場面で、キュレーションは使われています。
私は「農業・食分野でのキュレーター」という仕事が、帰国後の仕事の軸として可能性を感じています。
では、「農業・食分野のキュレーター」とはどんなものでしょうか!?
農業・食×キュレーターの価値
農業や食のキュレーターも、沢山いらっしゃいます。そんな中から日本の第一人者をご紹介したいと思います。
<野菜の語り部研究所 廣本直樹さん>
廣本さんはフリーの「野菜の語り部」として活躍される、農業分野でのキュレーターであります。
東京農大を卒業されて、青果業や農業生産法人など農業系の道を歩まれていましたが、農家の台所というレストランで「野菜の語り部」というパフォーマンスを開拓
現在はフリーとして会社を作られ、全国各地でマルシェやスーパーでのパフォーマンスや、最近まで新宿ゴールデン街に日曜限定の野菜を使った居酒屋もされていました。
廣本さんは自ら生産者に通い、農作業も共に行うことで、農家との信頼や普通の野菜販売にない自分の実体験に基づくセールスが出来ているのだと思います。
私は何度も廣本さんのお話を聞いてきましたが、まず
話がめちゃくちゃ上手い。
生産の現場も、販売の現場も熟知してきた経験
これらの要素が半端ではありません。
農業に関しては、経験ある私でも圧倒されまくりです。
「野菜なんてスーパーで買えばいいんじゃない!?」
「どこで野菜買ったって一緒でしょ」
という、そこのあなた!
一度、廣本さんのパフォーマンスを聞くと野菜の魅力に取りつかれますよ!
農業分野では尊敬できるキュレーターの一人であります。
<(株)グットテーブルス 山本謙治さん>
日本の食分野では、代表的なキュレーターの一人である「やまけん」さん
本業は農産物流通コンサルタント/ジャーナリストとして、活躍される一方
全国津々浦々のご当地のグルメのレビューをメインにまとめた「やまけんの出張食い倒れ日記」は、業界では有名であります。
高校時代は「自由の森学園」という、通常の学校にある校風や規律がほとんどない学校を卒業されたことでも有名で、枠にはまらない生き方を昔からされていたようです。
テレビ・ラジオの食分野の特集に度々出演されているので、ご存知のかたも多いのではないでしょうか!?
帰国後にどう仕事を作っていくか!?
私は帰国後に、農業・食でのキュレーター的ポジションを狙いたいと考えています。
もちろん、それ以外にも手をだすつもりではいますが…柱の一つです。
キュレーターとして仕事が出来れば、「私のオススメの農産物セット」とかで販売することが可能になるのです。
そのためには
・その販売する商品のストーリーを正確に把握する
・ストーリーを把握するために現場に足を運び続ける努力
・私自身のWeb、リアルでの露出や売り込み
が求められます。
廣本さん・やまけんさんを見ていると、話がまとまっていて、かつ上手でとても敵いそうにないなと思います。
しかし、正しい努力をすれば不可能では無いかと思います。
キュレーターになるための正しい努力とは!?
・イケてるストーリーテーラー(語り部)になる事
・このブログの強化
だと思います。
そのために必要な「イケてる」という要素については、次回の記事に書くことにします。では